PRODUCTION ENGINEERING 製造技術

多層シート形成、高速印刷、自動検査まで設備+人の力で、確かなものづくりを実現。

容器に付加価値を付ける独自の多層シート技術、用途や納期に細やかに対応する各種成形ライン、店頭で目を引く鮮やかな印刷の力──食品パッケージの総合メーカーとして多くのお客様から引合いをいただく原動力は、あらゆる工程にちりばめられた長年の技術の結晶です。ニーズを形にするため、最新の生産設備や検査機器も積極的に導入。妥協のないものづくりへの姿勢が、確かな品質と次世代への新しい挑戦を支えています。

OUR TECHNIQUE 私たちの技術

柔軟な製造システムで、
多品種・多機能の製品に対応

工場の自動化を進めると共に、最新鋭の製造機械や検査機を導入し、生産効率の向上を目指しています。従来の真空成形に加え、2010年代からは射出成形機械を新たに導入。さらに紙容器の製造もスタートさせるなど、独自の成形・印刷技術も常に追究してきました。人と技術の力で、製造機械の能力を最大限に発揮させること。それが、お客様に納得いただける理想の品質と納期・コストを実現させる最良の手段だと、私たちは考えます。

01

PRODUCTION

シート製造

計量された複数の原料を、押出し機で加熱溶融。層形成を行い、シート状に押し出します。アプリスでは硬度や特性の異なる材料を合わせた独自の多層シート押出し技術で、高機能・高品質な製品製造を実現しています。

機能性容器の製造に欠かせない
シートを自社製造

食品の香りや風味、色の劣化を抑え、品質を長く保つためには多彩な工夫が必要です。酸素や窒素との接触を防ぐガスバリア容器をはじめ、防湿性、遮光性、保香性にすぐれた機能性容器を、ニーズに応じて提供します。

02

MOLDING

成形

真空成形工程では、成形機にセットしたシートに、熱を加えて立体的な形にし、打ち抜くことで多種多様な容器を製造します。当社では多層シートの押出しから成形までインライン化させて生産性を高めています。

多様な成形技術で数百種におよぶ
多品種・多機能の製品に対応

大量生産を支える真空成形や特殊な形状にも対応できる射出成形など、お客様の要望に合わせた最適な手法・技術をご提案。紙容器の成形にも対応するなど、独自の技術でフルオーダーメイドの容器成形を実現しています。

03

PRINTING

印刷

成形された無地の容器に、商品イメージの要となる印刷を施します。多色刷りができる高速曲面印刷機で同時に何色もの印刷を行い、紫外線で乾燥。最新の画像処理装置や内面検査装置により、不良品は自動的に排除されます。

独自の印刷・シュリンク技術で
生産性と高精彩な仕上がりを実現

シュリンク加工は熱で収縮するフィルムの性質を利用して、ラベルと容器をフィットさせる技術です。高精彩な多色刷りと共に、光沢・高級感を付与するシュリンク技術を駆使し、お客様のイメージ通りのデザインを実現します。