私たちが目指しているのは、「製品を通して、お客様の商品とブランド価値をより高める」ことにあります。そのためには、単に受注するだけではなく、消費者ニーズや市場環境を取り入れた提案型の営業と開発が必須だと考えます。
営業・企画スタッフは、食品パッケージ市場の動向を注視し、緻密なマーケティングを行っています。一方、技術・開発スタッフは新たな発想を形にすべく、研究を重ねています。ここに長年蓄積されたノウハウが加わり、お客様にとって価値ある製品を企画提案できる環境が整います。営業スタッフと開発スタッフが一体となり、食品に最適なパッケージの材質や形状、機能などの開発設計、試作型や試作品の提案を積極的に行っています。また、柔軟な納期管理などをスピーディーに展開できることも、私たちの強みです。技術力はもちろん、豊かな想像力と積極性を持ち合わせたマンパワーで、業界に新たな可能性を切り拓きます。それが食品パッケージにおけるリーディングカンパニーであり続ける私たちの誇りと責任です。
生活環境の急速な変化や消費者ニーズの多様化に伴い、食品パッケージ業界でも多品種、多機能な製品づくりが求められています。私たちは優れた生産技術と高度な開発技術を融合させ、柔軟な製造システムを構築しています。
アプリスでは、最新鋭の検査機の導入と工場内のロボット化を進めています。これにより、正確さや安全性が増し、全体の効率が飛躍的に向上しました。その結果、人は条件設定や段取り、メンテナンス、良品製造のための研究・開発に時間を割くことができます。私たちの製品の中には、ガスバリア性、防湿性、遮光性、保香性など多くの機能性素材を用いた容器があります。香り、風味、色などの劣化を抑え、食品の品質を常温で長期間保つことから、それぞれの素材の特徴を生かして、フルーツゼリー、乳製品、ごはん、みそ、ドリンキングカップなどのさまざまな容器に採用されています。これは私たちの製造技術によって、お客様のニーズを具現化してきた結果です。さらに印刷の工程においても、最新の印刷技術を積極的に導入しています。人と技術の力で、製造機械の能力を最大限に発揮させる。それこそが、理想の品質と納期、コストを実現させる最良の手段だと私たちは考えます。
これが創業時から連めんと続くアプリスの製品づくりにおける信念です。2003年には容器メーカーとしてISO9001を取得。高い品質の製品を供給すべく、製造ラインにおける品質管理の向上に努めています。また、2016年にはエコアクション21の認証を取得し、環境に配慮した取り組みにも力を入れています。
工場はクリーンルーム化され、衛生管理にも細心の注意を払っています。出入り口にはエアシャワールームを設置し、人の出入りによって生じるほこりなどをシャットアウトしています。さらに製造ラインでは、高度なセンサや画像処理技術の活用に加え、業界に先駆けて異物検査機を導入するなど、独自の取り組みを積極的に進めています。また、製造ラインの合理化やフードディフェンスも推し進めながら、常に改善を心がけています。
これらは私たちが製造する食品プラスチック容器の一例です。
一見同じように感じますが、年間に製造する数百種の容器を、5つのグループに分けてご紹介します。
どれひとつとして同じものはなく、すべてがお客様の要望に応えて生まれたオリジナル品です。
私たちが手にする食品用プラスチック容器は、実にさまざまな工程を経てつくられています。
その一つひとつの工程ごとに専門のスタッフが厳しいチェックを行い、最新の機械や技術を用いて、
最高品質の製品を送り出す努力を続けています。私たちの製品ができるまでをご紹介します。