今年でアプリスの正社員として働きだして4年目。それ以前は実は4年間、契約社員だったんですよ。昔から、身近に手にしているものがどうやってつくられているのかに興味があって、製造工場で働きたいと思っていたのですがなかなか機会がなく……。タイミングよく自宅近くのこちらの工場で契約社員を募集していたので思い切って応募し、念願かなって働くことができました。その後正社員にならないかと声をかけていただき、現在に至ります。
正社員になったのを機に、カップラーメンや米飯の容器、ヨーグルト容器のふたなど、さまざまな製品を扱う第二製造部に異動し、品質管理グループで検品作業を担当しています。第2工場の生産ラインに流れる製品をランダムに抜き取り、細かな傷や汚れなどを目視して外観検査をする作業が中心です。自分では細かい作業が得意だと思っていなかったのですが、この仕事を始めて、“問題を見つける能力が高い”と評価してもらえました。働く楽しさや責任感、社会の役に立てる喜びを改めて教えてくれた会社には、感謝の気持ちでいっぱいです。

仕事を始めた当初は、アプリスの製品に対する一切の妥協のなさ、甘えのなさに、驚かされることもしばしばでした。同時に子育て中の主婦として、私たちがふだん口にするものは徹底した品質管理のもと製造され、全力で安心・安全を届けてもらっていたのだと感動も覚えました。だからこそ、私も目の前の製品に120％集中して細かく厳しくチェックしますし、どんな些細な不具合も見逃さないようにしています。機械では読み取れない“ちょっとした違和感”を見逃さないことが不具合の早期発見につながります。五感を駆使し、神経も使う作業ですが、その分達成感や充実感も大きく、日々やりがいを感じています。

職場は私と同じく、子どもを育てながら働く主婦もたくさんいます。仕事も家庭もどちらも手を抜かず両立できているのは、会社の理解があってのこと。社内はアットホームな雰囲気で、チーム内で協力体制もしっかり整っています。だから子どもの学校行事参加はもちろん、病気やケガの場合も極力そばに付き添ってあげられました。子どもたちもだいぶ大きくなり、今度は私が助けてもらった仲間に恩返しする番。若い世代のスタッフが安心して出産、子育てし、かつ仕事にも全力投球できる職場づくりに励みたいと思います。